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インビザラインの抜歯について

2018年06月07日

 

インビザラインの抜歯について

 

 

一般的なワイヤー矯正による歯列矯正は、抜歯を行って歯並びの乱れや出っ歯など噛み合わせのトラブルを改善します。では取り外し式のマウスピース矯正「インビザライン」では、抜歯を伴う症例にも対応できるのでしょうか。今回はインビザラインと抜歯の必要性についてお話を進めてまいります。

 

 

  • インビザラインでそもそも抜歯はあるのか

 

 

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多くの方は、「歯列矯正=抜歯がある」と思われるかもしれません。確かに固定装置式の歯列矯正では抜歯伴う症例が多いと言えます。ではなぜ矯正治療では抜歯が必要なのでしょうか。

 

歯並びの乱れの多くは、歯の大きさに対して顎が小さいことが原因です。

 

歯がきれいに並ぶためには、まず顎の大きさと歯が正しく並ぶスペースが必要です。しかし顎が小さく歯が正しく並ぶスペースが不足すると、歯が正しい位置に並ぶことができません。その結果、歯と歯が重なってガタガタの歯並びや八重歯など、歯並びの悪さを引き起こしてしまいます そのため、歯列矯正では歯を抜いてスペースを確保し、矯正装置を取り付けて歯を動かして歯並びを改善します。

 

ワイヤー矯正は、ほぼどんな症例でも対応できるスタンダードな矯正治療です。歯並びの乱れだけでなく、出っ歯や開咬など、噛み合わせの異常に対してもワイヤー矯正で治療をし、正しい噛み合わせに改善することが可能です。このように、ワイヤー矯正で行う歯列矯正は抜歯を行って歯並びを整える方法が一般的です。

 

 

ではインビザラインではどうでしょうか。

 

マウスピース矯正にはインビザライン以外でもいくつか種類がありますが、固定装置であるワイヤー矯正と大きく異なる点は、取り外しが可能であることです。

 

インビザラインは、アライナーと呼ばれるマウスピースを交換しながら歯並びを整える矯正治療です。透明なアライナーにより、目立たず矯正治療を行うことができること、また歯に矯正器具を固定するワイヤー矯正と異なり、取り外し可能なであるため、食事のし易さや、口腔内の衛生を保ちやすいという特徴も持ち合わせています。

 

ワイヤー矯正にはない特徴を持ち合わせたインビザラインでは抜歯が必要かといえば、必ずしも必要とは限りません。ワイヤー矯正ではスタンダードな抜歯は、インビザラインでも必ず必要かといえば、そうとも限らないということになります。

 

ではインビザラインにおいて抜歯が必要なケースと不要なケースは、どのような違いがあるのでしょうか。

 

 

  • 抜歯が必要な状況

 

 

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ではインビザラインで抜歯が必要となるのは、いったいどんな状況なのでしょうか。

 

 

かなり顎が小さく、ガタガタの乱杭歯

 

顎が小さいと、歯を移動させても並ぶスペースがありません。噛む機能にほとんど影響のない小臼歯を抜歯する可能性が高い症例です。

 

 

前歯が前に出ているケース

 

いわゆる出っ歯や上下の歯が前方へ突出している場合、症例によっては抜歯を伴うケースがあります。

 

 

親知らずが真っすぐに生えていないケース

 

親知らずが真っすぐ生えており、噛み合わせに大きな問題がない場合はそのままにしてインビザラインを進めることができますが、斜めに生えている親知らずをそのまま残しておくと他の歯を圧迫する可能性が高く、矯正治療に影響が出てしまうことがあります。

 

 

どの矯正治療法でもそうですが、治療を始める前に、まずは患者様のお口の中の状況を把握するためのカウンセリングおよび精密検査が行われます。患者様の歯並びや噛み合わせ、顎の大きさなどは個人差があり、治療期間も患者様ごとに異なります。

 

精密検査では顎の大きさなどを把握するためのレントゲン撮影や口腔内写真などを撮影し、インビザラインではアライナー作成のため、光学スキャナを用いた歯型を採取します。なおインビザラインを行う全てのクリニックで光学スキャナを取り扱っているわけではありません。光学スキャナを取り扱っていないクリニックでは、従来通りシリコン印象材を使ってアライナー用の歯型を採取します。

 

この精密検査の結果で、抜歯が必要か非抜歯で治療を行えるかどうかを判断しますが、ここでポイントとなるのは「抜歯が必要なケースだからインビザラインでは矯正治療ができないわけではない」ということです。言い換えれば「抜歯が必要=ワイヤー矯正」ではなく、抜歯を伴うケースでもインビザラインで十分対応できるということなのです。

 

 

  • 抜歯が必要ない状況

 

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ではインビザラインにおける、抜歯が必要ない状況についてご説明します。

 

基本的に、インビザラインは抜歯を行わなくても歯並びを整えることができる矯正治療です。というのも、抜歯をしなくても十分歯が並ぶスペースがある場合、敢えて抜く必要がないからです。ガタガタの歯並びや、出っ歯や受け口などの不正咬合も、抜歯を行わずにインビザラインで改善が可能なケースがほとんどです。

 

 

インビザラインで抜歯を行わないことのメリットは次のとおりです。

 

 

・健康な歯を抜くことを回避できる

・歯が動くスピードが緩やかな分、後戻りが少ない

 

 

 

できるものなら、歯は抜かずに温存したいものです。健康な歯を維持することができることはとても大切なことです。歯はいちど抜くと二度と元に戻りません。抜かずに歯並びを改善できるのであれば、それに越したことはないのです。

 

また抜歯をせずに矯正治療を行うことは、後戻りを防ぐという特徴も持ち合わせています。

 

抜歯を行うと、その分歯の動きは早くなる傾向にあります。そのため非抜歯では抜歯矯正に比べると治療期間が長引くことはありますが、ゆっくり歯を動かすことで、きれいに整った歯並びが元に戻ってしまうことを防ぐことはとても意味のある事といえるでしょう。

 

なお、抜歯はせずに歯の移動をスムーズにするため、歯と歯の間をごく薄く削って隙間を作ってからインビザライン進めることもあります。

 

抜歯や非抜歯は患者様の希望もあると思いますので、担当の先生に相談してみましょう。

 

 

 

  • 治療期間の目安

 

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ではインビザラインによる治療期間はどのくらいでしょうか。

 

症例により治療期間に差が出ますが、早くて1年未満の治療期間で済む場合もあります。逆に重い症例の場合は、治療期間が2年半ほどかかることもあり、治療期間は様々です。

 

また抜歯と非抜歯で治療期間に差が生じ、一般的には抜歯を伴うケースの方が早く歯が動く傾向にあります。その分歯が動く痛みを感じやすくなるかもしれません。しかしこの痛みは、少なからず非抜歯でも感じるためます。なおアライナーを交換した際に感じる痛みは歯が順調に動いている証拠でもあり、心配することはありません。

 

インビザラインの優れた点は、独自のソフトにより事前に歯の動きが確認できること、そして最終的な歯並びの予見ができることから、治療期間の目安が把握できることです。

 

精密検査で得たデータをもとに、クリンソフトと呼ばれる独自のソフトを使って歯の動きをコンピュータ上で見ながら、ゴールとなる最終的な歯並びを確認できます。

 

抜歯と非抜歯を比較しながら歯の動きを確認できるこの機能は、ワイヤー矯正では決してできないことです。

 

このように、インビザラインは抜歯および非抜歯にかかわらず、ほぼどんな症例でも対応できる、優れた矯正治療ということがおわかりいただけることと思います。

 

最後にクリニック選びについても触れておきます。

インビザラインを使って理想の歯並びを手に入れるためには、クリニック選びが大変重要です。

 

まずインビザラインでの実績豊富なクリニックを選ぶようにして下さい。実績豊富で、抜歯および非抜歯どちらも対応しているクリニックは、難症例と言われる歯並びにも対応できる優れた技術を持ち合わせています。

 

また先生の説明が丁寧かどうかも重要なポイントです。無料相談および担当の先生による詳細な説明がしっかりと行われることは、患者様との信頼関係を築くためのスタートラインです。患者様が納得いく治療を受けていただくためにも丁寧な説明は欠かせません。

 

歯並びにお悩みをお持ちの方、目立たず美しい歯並びを手に入れたい方はインビザラインの実績豊富な当クリニックまでお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

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