【インビザラインドクターコラム】見えづらいマウスピース矯正｜大阪でインビザラインなら心斎橋デンタルクリニックまで

矯正治療の種類とインビザラインのメリット

 

 

歯並びの乱れや噛み合わせの異常を改善する矯正治療には様々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。では矯正治療にはどんな種類があるのか、インビザラインの特徴やメリットと併せてご紹介いたします。

 

■矯正治療の種類

 

 

前歯が出ている出っ歯やガタガタした歯並び、不正咬合などは歯列矯正治療によって改善が可能です。矯正治療は色々な種類があり、歯科医院によって矯正治療の種類が異なります。矯正専門の歯医者だけでなく、一般治療の歯医者でも決まった曜日に矯正専門の先生が来て矯正治療を行うなど、矯正治療を取り扱っている歯医者は非常に多いと言えるでしょう。

 

 

・ワイヤー矯正

 

歯列矯正といえばこのワイヤー矯正を思い浮かべる人がほとんどではないでしょうか。歯の表面にブラケットという小さなボタンを装着し、メタルワイヤーを通して歯を少しずつ動かして歯並びを整える治療で、抜歯を伴うケースや難しい噛み合わせなど、ほとんどの症例に対して対応できます。治療後は後戻りしないようにリテーナーという保定装置を装着します。

 

 

・裏側矯正

 

歯の裏側にブラケットとメタルワイヤーを通して歯を動かす治療法で、特に前歯が出ている出っ歯に効果が高い治療法です。表側から矯正装置が見えないことが大きなメリットです。

 

 

・部分矯正

 

歯並びの乱れの範囲が狭く、症状も比較的軽い患者様向けの矯正治療法です。前歯だけなど、気になる部分を改善することができるため、料金も安く済む場合がほとんどです。

 

 

・インプラント矯正

 

歯ぐきに矯正用インプラントを埋入して固定源とし、メタルワイヤーなどを使って歯を効率よく動かす治療法です。

 

 

・マウスピース矯正

 

透明で取り外し式のマウスピースを使った矯正治療です。患者様の中には矯正装置がお口の中で目立つことを嫌う方も大勢いらっしゃいます。マウスピース矯正は透明のマウスピースを使うため、周りに矯正治療を行っていることがほとんどわかりません。マウスピース矯正はインビザラインやストレートライン、アソアライナーなどいくつかの種類があります。

 

 

■各矯正装置の特徴

 

 

では次にワイヤー矯正を中心とした各矯正装置の特徴をご紹介します。

 

 

・ワイヤー矯正の特徴

 

歯の表面にブラケットとワイヤーを装着するワイヤー矯正は、最もオーソドックスな矯正治療法で、古くから行われている方法です。出っ歯や不正咬合など、ほとんどの症例に対応します。抜歯を伴うケースではほとんどの場合、このワイヤー矯正が行われ、治療終了後は後戻りを防ぐためのリテーナーを装着し、保定期間に入ります。

 

しかしワイヤー矯正は歯の動きが予見しにくく、思う通りに歯が動かないと治療期間が伸びてしまいます。当初の治療計画よりも治療期間が長くなったり、先生の予見に反し、思うように歯が動かないこともあります。

 

あらゆる症例に対し効果を発揮するワイヤー矯正のデメリットは、なんといっても矯正装置が目立つことです。メタルワイヤーやメタルブラケットがお口の中でギラギラと目立つことを嫌い、矯正治療を躊躇する患者様は多くいらっしゃいます。

 

審美面を考慮して、最近ではメタルワイヤーではなく、目立たないセラミックブラケットやワイヤーを使う歯医者が増えてきました。しかしその分料金は高くなります。

 

またワイヤーのすき間に食べたものが挟まりやすく、フロスが通しにくいため虫歯や歯肉炎などのトラブルを起こしやすいこともデメリットです。

 

 

・裏側矯正の特徴

 

裏側矯正は、文字通り歯の裏側に矯正装置を装着します。このため外から装置が見えることはほとんどなく、周りに気づかれずに矯正治療を進めていくことが可能です。

 

特に出っ歯に対して効果が高いことが特徴です。装置が固定源となる奥歯を動きにくくするため、前歯を奥へ移動させることができることから、前歯が引っ込みやすくなるのです。また唾液が循環しやすく、虫歯リスクを低減することも可能です。

 

デメリットは装置が舌に触れる感覚に違和感があり、発音が不明瞭になることがあります。

 

また表側に比べて裏側矯正は食べ辛さを感じる方が多いようです。

唾液循環がよく虫歯リスクが低減できるものの、ブラッシングし辛いため口腔内の状況によっては、かえって虫歯リスクが高まることがあります。

 

そして裏側矯正は高い技術を必要とするため、どの矯正歯科でも行っているわけではありません。値段も表側矯正に比べると値段が高くなります。

 

 

なお部分矯正は、治したい部分だけを治療し、治療期間も短くて済むことがメリットですが、

部分矯正で改善できるケースは限られています。抜歯を伴うケースでは対応ができません。

また部分的に歯を動かすことにより、全体の噛み合わせに問題が生じる場合があり、全体矯正が必要になるケースがあります。

 

 

・インプラント矯正

 

歯ぐきに矯正用インプラントを埋め込んで固定源とし、歯を効率よく動かして歯列を整えます。そのため治療期間を短縮することが可能です。また奥歯を含めた全ての歯を後ろに移動することが可能となったことからスペースを確保しやすくなり、抜歯を行わずに歯並びを整えることが可能です。

 

デメリットは、矯正用インプラントを歯ぐきに埋入するため、手術が必要にあります。またインプラントの周りは清掃しにくく、口腔内の状況が不衛生になると感染症になる恐れがあります。

 

 

 

・マウスピース矯正

 

透明で目立ちにくいマウスピースを使うため、矯正治療であることがわかりません。目立たず矯正治療を行いたい方に大変適しています。

 

デメリットは1日の中で決まった時間装着しておかなければ効果がないため、長時間外しておくと治療計画通り歯が動かず、治療期間が長くなってしまいます。

 

 

 

■目立たず、使い勝手が良いインビザライン

 

 

マウスピース矯正の中でも特にインビザラインは、目立たない矯正治療を望まれる方にとても適した矯正治療です。取り外し式のため食事や歯磨きの時はマウスピースを外すことができるため、ワイヤー矯正のようなわずらわしさがありません。

 

マウスピース矯正をお考えの方に、インビザラインの治療の流れを簡単に説明いたします。

 

 

まずは無料相談で患者様のお悩みをお聞きし、検査へと進みます。検査ではレントゲン撮影やCT撮影などの精密検査を行い、お口の中の情報を把握します。精密検査の結果を基に、インビザラインでの治療が可能かどうかをご説明し、可能であれば次はアライナー（マウスピース）作製のための型取りを行います。

 

次に治療計画を設計し、3Dシュミレーションソフトを使って歯の動きや最終的な歯の並びをモニター上で説明しながら確認します。ここで治療期間や料金が決定し、承諾をいただければアライナー作製の発注を行います。

 

アライナーが届いたらいよいよインビザライン治療が始まります。1日20時間以上、食事や歯磨き以外はアライナーを装着します。アライナー交換時は歯が動く痛みを感じますが、どの矯正治療でも同じで、歯が動くために起こる痛みです。痛みは徐々に解消されますが、痛みを強く感じるときは痛み止めを服用して解消していただくとよいでしょう。

 

 

■インビザラインのメリット

 

 

矯正治療にはワイヤー矯正や裏側矯正など色々な矯正治療法があり、それぞれメリットとデメリットがあります。その中でインビザラインはメリットの多いマウスピース矯正として注目されています。

 

 

・透明のマウスピースを使うため、お口を開けた時も矯正治療中とわからない

 

・取り外し式のため食事や歯磨きが行いやすく、管理しやすい

 

・他のマウスピース矯正と異なり、アライナー作製の際の歯型採取が一度だけで済む

 

・患者様に応じた治療計画を立てることができる

 

・特有の3Dシュミレーションソフトを使って説明するため、モニター上で歯の動きや歯並びが確認できる

 

・治療終了後は透明のリテーナーを使って後戻りを防ぐため、保定期間もリテーナーを装着していることがわからない

 

・インビザライン専門の先生である「インビザライン認定医」という制度があり、確実で安心な治療を受けることができる

 

このようにインビザラインは非常に多くのメリットを持った矯正治療法です。インビザラインは、かつては抜歯を必要とするケースや難症例では対応できないとされてきましたが、アライナーの改良やアタッチメントの形状により、ほとんどの症例に対応できるようになっています。

 

またインビザラインでの治療実績が多いクリニックでは、インビザラインで認定医が在籍しています。認定医はどの先生にも与えられる称号ではなく、インビザラインにおける知識と高い技術、そして経験を積んだ先生のみ与えられる、まさにインビザラインのエキスパートです。

 

目立たず使い勝手の良いインビザラインは、日常生活を快適に過ごしながら歯並びを整えることができる、まさに理想的な矯正治療法だと言えるでしょう。