インビザラインが安い理由を紹介
2018年04月24日
- インビザラインとは
インビザラインとは、アメリカのアライン・テクノロジー社が開発したマウスピース矯正です。従来のワイヤー矯正は口を開けたときや笑ったときなどに矯正装置がとても目立つため、歯並びを整えたくても躊躇してしまう方もいらっしゃるでしょう。インビザラインは透明に近い取り外し式のマウスピースを使って乱れた歯並びや噛み合わせを改善します。
インビザラインは透明に近いマウスピースのため、周囲の方に矯正治療を行っていることがほぼわかりません。また取り外し可能のため、歯磨きが行いやすくお口の中を綺麗に保つことができます。
インビザラインは1日20時間以上マウスピースを装着して歯並びを少しずつ整えます。そのため食事や歯磨き以外はほとんど装着したまま日常を過ごすことになります。
そしてワイヤー矯正とのいちばんの違いは、その治療過程にあります。インビザラインではクリンチェックという独自の3Dソフトを使って治療計画を作成します。またコンピュータで歯の動きを確認し、最終的な歯並びを予測します。ワイヤー矯正では歯の動きが予測しにくく、治療が遅れたり予想外の歯の動きをすることも考えられます。このようにワイヤー矯正は、最終ゴールが予想しにくい治療法ですが、インビザラインはゴールが明確で、モチベーションを高く維持したまま治療を進めていくことができます。
取り外し式のため、口腔内を清潔に保ちやすく虫歯になりにくいことも特徴です。ワイヤー矯正の場合、矯正装置があるためにブラッシングしにくく、歯と歯の間の汚れを取るためのフロスも非常に使いにくいため、プラークが溜まりやすく虫歯や歯肉炎になりやすくなります。
インビザラインは歯磨きの際に取り外してブラッシングできるため、隅々まできれいに磨くことが出来ます。またデンタルフロスも通しやすく、口腔内の衛生管理が行いやすいことも特徴です。
このように、インビザラインは従来のワイヤー矯正と比べて目立たず衛生的に歯並びを整えることが出来る優れた矯正治療法であることがおわかりいただけるでしょう。
■インビザラインの標準的な費用
目立たず歯並びを綺麗に整えることが出来るインビザラインですが、気になるのは費用面です。
ではインビザラインの治療にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。
インビザラインでは難易度の高いフル矯正、標準的な症例に対するフル矯正、軽度の症例、そして部分矯正があり、それぞれ費用が異なります。
- 難易度の高いフル矯正・・・約100万円
- 標準的な症例に対するフル矯正・・・約80万円
- 軽度の症例・・・約50万円
- 部分矯正・・・約30万円
インビザラインは自費治療で、歯科医院によって値段設定は様々です。
相談から精密検査、矯正後の保定期間まで全て込みの料金設定の歯科医院もあれば、これらの価格は別料金として必要になる場合もあります。
また治療期間が延びて追加料金が発生する場合もあり、思ったよりも高くなってしまうこともあるため料金設定をきちんと確認する必要があります。
インビザラインを始める前に説明やカウンセリングがありますが、ここで費用についてきちんとした説明を受けておかなければいけません。
また1日20時間以上マウスピースを装着しておく必要がありますが、痛みがある、面倒くさいなどの理由で1日の装着時間が短くなると歯が計画通り動きません。
その結果矯正期間が長くかかって治療期間が延びてしまうことがあります。
追加料金が必要となった場合、その分当然高くなるわけですから、決められた装着時間はきちんと守るようにしましょう。
そもそもなぜ歯並びの乱れが生じるのでしょうか。その多くは顎の大きさと歯の大きさがアンバランスなところに原因があります。顎が小さい場合、永久歯がきれいに生え揃うスペースが足りません。そのまま生えてくると、狭いスペースに無理矢理歯が生えてしまうため、歯並びが乱れてしまいます。このように、顎の大きさと歯は切っても切り離せません。
そのため矯正装置を使って歯を動かし、歯並びを整える必要があるのです。
インビザラインは、決められた日数ごとに新しいマウスピースに交換し、少しずつ歯を動かしながら歯並びを整えます。矯正治療は痛みを伴いますが、マウスピースを1枚交換するごとに動く歯の距離は0.25mmで、ワイヤー矯正に比べて歯が動く痛みは少ないと言われています。痛みを抑えて歯並びを整えていくため、ストレスは少ないと考えられます。
なおインビザライン治療を行うときは、歯科医院選びが大切です。歯科医師や矯正歯科医がインビザラインの知識や経験豊富であることが目安です。インビザラインの知識や経験が乏しい歯科医師や矯正歯科医が取り扱っている歯科医院は避けたほうが無難でしょう。
- 安さの理由
インビザラインはワイヤー矯正に比べて費用が安い傾向があります。ワイヤー矯正は特に裏側矯正の場合、通常の1.5倍の費用が必要と言われています。
インビザラインの場合、数字だけで飛びついてしまうと思わぬ別途料金や追加料金が発生し、びっくりしてしまうことがあります。広告の数字だけで判断せず、提示されている価格には何が含まれているのかをしっかりと把握しておきましょう。ほとんどの場合、初診カウンセリングや説明のときに費用についての話が行われます。
提示される費用にカウンセリングは各種精密検査、診断料や調整料は含まれるのかどうか、治療完了までのマウスピースの製作料や診断料、リテーナー(後戻りしないための保定装置)などは含まれているのか別料金かなど、細かい部分まで確認しておくことが大切です。
最近では治療期間が長引いても追加料金を請求しないところや、調整料やリテーナーまで全て含まれた料金設定のところもあります。支払いプランも豊富でインビザラインでの矯正治療が選択しやすくなっています。よく確認し、安くて評判のよい歯科医院を選ぶようにして下さい。
- 当院の治療の流れ
では当院のインビザライン治療の流れについてご説明します。当院では、患者さんとのコミュニケーション、信頼関係を大切にした治療を行っております。
インビザライン治療においては、非常に多くの実績や経験があり、幅広い症例に対応させていただいております。
- 無料初診相談
治療を行う前に、まず無料で初診相談を行い、患者さんの歯並びや噛み合わせのお悩みを聞かせていただきます。またインビザラインとワイヤー矯正との比較、治療期間、必要な費用などを含めて患者さんに丁寧に説明させていただきます。
そのうえで患者さんに最適な治療法をご提案させていただきます。
- 精密検査を行う
次はお口の中の状態を把握するための精密検査を行います。虫歯や歯周病の有無、噛み合わせ、顎の状態をこの精密検査で確認します。またレントゲン写真や口腔内写真の撮影、マウスピースをつくるための型取りなども行います。
- 検査結果の報告
精密検査の結果を患者さんに報告し、虫歯など治療が必要な歯がある場合は先にそちらを治療します。
- 精密な型取り
マウスピースを作製するため、精密な型取りを行います。シリコン印象剤かiTeroを使って、精密な型取りを行います。精密検査の結果とともに、アメリカのアライン・テクノロジー社へ『送ります。
- 治療計画の作成と治療開始
検査結果と3Dシュミレーションにより治療計画が立てられます。歯が動くことを目で確認することができる治療計画に沿って、マウスピースを装着、交換していきます。
アメリカからマウスピースが到着したら、治療を開始します。
- 治療終了
歯科医師や矯正歯科医がお口の中を確認し、きちんと歯並びが整っていれば治療は終わりです。ここでそのまま放置すると、せっかくインビザラインで綺麗にした歯並びが元に戻ってしまいます。リテイナーと呼ばれる後戻りを防止する装置をはめて、治療は終わりです。
当院では実績、経験豊富な歯科医師や矯正歯科医が歯並びのお悩みをお持ちの方に対応いたします。歯並びで少しでも気になることがありましたら、ご遠慮なくお尋ねください。
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