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矯正治療での「抜歯」と「痛み」について

2016年06月09日

矯正治療を受けるにあたって、「抜歯」の必要性とその「痛み」について不安を感じている人もいることでしょう。

そこで今回は、歯並びを整える治療における抜歯の必要性と痛みについて解説いたします。

ご存知のように、矯正治療とは、ワイヤーやブラケットなどの装置を歯に取り付けて、乱れた歯並びや噛合せを整える治療です。

この治療において、抜歯はとても重要な役割を果たします。

抜歯をすると、歯が抜けて空いたスペースに他の歯が移動しやすくなり、結果として歯並びが整いやすくなるのです。

また、抜歯をしておけば、治療後に歯並びが後戻りしにくいというメリットもあります。

顎という狭いスペースに歯がギュウギュウ詰めになっていると、せっかく歯を移動させても、

周りの歯に押し返されて、元の位置に戻ってしてしまうことがあります。

こうした事態を避けるために、歯並びを治す際には抜歯治療が基本となっているのです。

では、抜歯治療は痛むのでしょうか?抜歯と聞くと、激しい痛みをイメージする人も多いことでしょう。

しかし、ご安心下さい。抜歯の際には麻酔を打ちますから、治療中に痛みを感じることはほとんどありません。

また、麻酔が切れた後は、人によって数日のあいだ軽い痛みが続くこともありますが、痛み止めの薬が処方されるので、

それを飲めば痛みを感じることはありません。抜歯の痛みは心配しなくてもよいのです。

以上のように、矯正治療において抜歯は必要な治療法であって、恐れるべきものでありません。

歯を抜けば治療がスムーズに進展しますし、歯を抜く痛みはほとんど感じることがないのですから。

しっかりと歯並びを治すためにも、抜歯が必要な際には快く応じることにしましょう。

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