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ドクターコラムDOCTOR’S COLUMN

永久歯に生え変わってからの方が矯正に向いているのか?

2016年06月06日

歯並びが悪いと、虫歯や咬み合わせなどの問題が発生しやすく、どうしても歯列矯正を考えなくてはならないケースもあるかと思います。

その場合には「何時治療すべきか」という問題がついてまわります。

特に子供の場合には、成長と共に乳歯から永久歯に生え変わりますし、歯並び自体も顎の成長によって変わって来ますので、

タイミングは個人個人で違い、歯科医師にとっても判断は簡単ではないようです。

子供の場合、その歯並びの状態によっては、前歯と第一大臼歯のみ永久歯になっている状態(おおむね8~10歳程度)から歯列矯正をする必要があり、それを「第一期治療」と呼びます。

全て永久歯に生え変わってからの治療は「第二期治療」と呼ばれています。

第一期治療の必要性があるケースは、その後のあごの成長に悪影響が出る場合やかみ合わせや舌の位置などで

おかしな癖がついてしまっている場合など、緊急性を要する場合が多く、基本的には永久歯に生え揃ってからの第二期治療でも問題がないようです。

は言え、歯列矯正の必要性や時期の判断は、素人がすべきものではないので、

専門知識のある歯科医に相談するというのが、もっとも理想的であることは言うまでもありません。

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