矯正中でも
気付かれにくい、
インビザライン
3つの特徴とは?
インビザラインは、歯科矯正の中でもいわゆる「マウスピース矯正」に分類される矯正治療です。アメリカのアライン・テクノロジー社が生み出したこの技術は、1999年にアメリカの矯正歯科で提供され始めて、今では世界中で470万人以上の矯正実績を持ちます。矯正歯科において、インビザラインは多くの患者さんの歯並びを改善しています。インビザラインの主な特徴を紹介します。
透明なマウスピースは矯正治療中でも他人に気づかれにくい
まず最初に紹介する特徴は、マウスピース矯正のメリットの代名詞とも言える「歯列矯正中でも目立たない」ということです。従来の矯正歯科で歯列矯正に用いる方法は金属製の矯正装置であるワイヤーと器具を用いた方法であり「白い歯に金属の色」という明らかに目立つ色によって審美性が極端に低いというデメリットは多くの患者さんを困らせました。
インビザラインなどのマウスピース矯正は、透明なマウスピースを矯正装置として装着することで歯列矯正を行います。全く見えないと言うことはありませんが、よほど近くで見なければわかりません。矯正歯科治療である歯科矯正のデメリットを解消できる方法の一つなのです。
2017年時点で470万以上の症例、世界中で利用実績がある歯科矯正
インビザラインは、アライン・テクノロジー社が提供介してからもうすぐ20年という歴史と実績があります。今まで矯正歯科医が470万人を超える患者さんの症例を経験した歯科矯正であり、「新しい技術だから信用できない」ということはありません。
あらかじめ交換用のマウスピースを作成するので通院頻度が少ない
インビザラインには「歯科医院への通院頻度が少ない」という特徴があります。歯科矯正は、治療期間中に何度か歯科医院に通院する必要があります。矯正方法によってはかなりの頻度で歯科医院へ行かなければならず、少なからず負担になるケースが多いです。
インビザラインで使用するマウスピースは最初に採取した歯型等から精密検査で データをとり、その情報を米国のアライン・テクノロジー社に送って治療中に必要なマウスピースをあらかじめ作成します。そのため定期的な検査は必要になるものの、使用するマウスピース交換のための通院頻度は最小限に抑えられるのです。
同じくマウスピース矯正の一つである「クリアアライナー」との比較においても大きなポイントです。クリアアライナーは交換用のマウスピースの作成のために、その都度歯型を採取しなければなりません。そのため、歯科医院への通院による交通費と診療費がネックになります。クリアアライナーにも比較すべきメリットは多いですが、通院頻度で比較すればインビザラインのほうが診療費や手間の面でメリットが大きいです。
また、引っ越しなどで「転院」する場合でもこの特徴がメリットになります。既にマウスピースは作成済みなので、転院後も同じマウスピースを利用することが可能です。転院時の費用増加や手間のリスクが無いという点は、仕事の都合などで引っ越しの機会が多い人にとってメリットが大きいです。
ここが違う 他の矯正治療とインビザライン
インビザラインが、他の治療法と大きく異なるポイントについて紹介します。
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- 01適用可能な症例が多い、子供の歯科矯正にも使用可能
- インビザラインは、矯正可能な症例が多い治療法です。採取した歯型やレントゲン写真などのデータをもとにして精密検査で3Dデータ化し、これを用いて治療計画を作成します。そのため、他のマウスピース矯正では適用できない歯並びであってもインビザラインなら治療可能な場合が多いのです。見た目やかみ合わせを悪くする「八重歯」「開咬」「出っ歯」もインビザラインなら低負担で治療可能です。
また、インビザラインは「子供の歯科矯正」にも適用可能な場合が多いです。子供の歯並びは成長途中にあるため大人のそれよりも予測が難しいのです。これに適用するために開発されたのが「インビザライン・ティーン」です。インビザライン・ティーンは治療途中で永久歯が生えそろうような症例にも対応できる方法であり、子供の開咬や出っ歯、八重歯も治療できます。実際、子供向けにインビザライン・ティーンを使用して歯並びがどう変わったのかを紹介している歯科医院のウェブサイトやブログには患者さんの歯並びの変化を写真で掲載しているのでチェックしてみてください。
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- 02マウスピースは患者さん自身で取り外し可能
- インビザラインは、矯正治療中に患者さんが日常生活において装置を取り外し出来るという特徴があります。日常生活においてマウスピースが邪魔になるケースにおいて、患者さんは簡単にマウスピースを取り外すことができます。
従来のワイヤー矯正の場合、患者さんは自分で装置を取り外すことはできません。そのため、治療中に食べて良いものが制限されたり、歯のケアが難しくなることで虫歯のリスクが高まるといったデメリットが生じます。マウスピースは取外し可能なので虫歯のリスクを抑えるための歯磨きも簡単に行えるのです。
ただし、これはデメリットになるケースもあります。装置を気軽に取り外せるということは、それだけ1日の矯正期間と装着時間が短くなる可能性が高いです。マウスピースの装着時間が短いと、十分な矯正効果が得られないケースが多いです。
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- 03痛みや違和感が少ない
- インビザラインは、従来の矯正治療よりも少ない痛みで済むケースが多いです。歯を動かすということは相応の力がかかるので痛みや違和感が生じますが、インビザラインの場合は何回もマウスピースを交換して少しずつ歯を動かします。そのため、ワイヤー矯正と比較して感じる痛みや違和感が少ないのです。
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- 04金属アレルギーの患者さんでも利用可能
- ワイヤー矯正との違いの一つに「金属アレルギー」があります。金属製のワイヤーと器具を口の中に装着するため、金属に対してアレルギーを持つ人はこれを利用できません。しかし、インビザラインは金属製の装置ではないので金属アレルギーの人でも問題なく使用可能なのです。
【種類別】インビザラインの値段相場
インビザラインは、出っ歯や八重歯、開咬などのさまざまな症例に対応できます。この時、不正咬合がどれだけ重度であるか、どこまで矯正することを希望するかによって治療計画が異なります。歯科クリニックによっては、複数の治療計画を作成して患者さんに提案することもあります。
治療計画に従い、どのような方針で歯並びを改善するのかは異なります。同時に、治療にかかる時間や費用なども変化します。おおよその費用相場については以下のとおりです。ただし、料金については自由診療であるため、クリニックによって実際の費用はまちまちです。
歯科クリニックのウェブサイトでおおまかな料金メニューが提示されていると思いますので、利用を予定しているクリニックのウェブサイトはきちんとチェックしておきましょう。
また、インビザラインに限らず歯科矯正は最初にカウンセリングを行います。この時に料金についても矯正専門医に相談できますし、無料でカウンセリングを行っているところも少なくありません。矯正治療には「抜歯」が必要なケースも多いので、抜歯の必要性の有無などもこの時に確認しておくと安心できます。
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- 01標準的な症例は80万円前後
- 不正咬合の程度が標準的な場合であれば、平均的な費用相場は80万円前後になります。一般的なワイヤー矯正(表側矯正)とほぼ同じ水準の料金になりますので、費用面でのデメリットを感じません。ただし、通常のワイヤー矯正などを併用したりリテーナーを使用するなど、インビザライン以外の器具を用いることも多いです。
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- 02軽度の不正咬合であれば50万円前後
- 軽度な症例に対してインビザラインを使用する場合は、「インビザライン・ライト」という軽度な矯正向けのプランを50万前後の料金で利用できます。インビザライン・ライトは一定以上の歯並びの悪さには対応できませんが、歯を動かす距離が比較的少ない場合にお勧めの方法です。
また、過去の矯正治療後の「後戻り」を治す時に役立ちます。知恵袋などでも話題になる事がありますが、矯正治療には後戻りというリスクが有り、せっかく長い時間をかけて動かした歯が元の位置に戻ろうとします。「リテーナー」という器具を用いて後戻りを防ぐのですが、リテーナーの装着時間が短いなどの原因により後戻りが生じます。リテーナーをさぼった代償で後戻りが生じた患者さんが、インビザライン・ライトによって後戻りを解消したという事例も少なくありません。
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- 03難易度の高い症例は100万円以上かかるケースも
- 重度の不正咬合を治療する場合は、平均すると100万円以上の料金が発生するケースが多いです。インビザラインは幅広い症例に対応できますが、重度な場合は適用可能な患者さんが限られます。
また、インビザラインは担当する歯科医師の技量が強く問われることになりますので、無料のカウンセリングを利用して複数の歯科医院で相談することをお勧めします。もし矯正専門医院がいるのであれば、そちらに相談されることもおすすめいたします。ブログや知恵袋でも特に抜歯を伴うインビザラインについてのトラブルが多数見受けられますので、抜歯を必要とするほど重度の不正咬合の矯正については念入りな情報収集と歯科医院の選定を行いましょう。
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- 04部分的に矯正する場合は30万円前後
- インビザラインは前歯のみの部分矯正にも対応し、平均すれば30万円前後で利用できます。軽度な前歯の傾きや出っ歯、短期間で前歯の見た目をちょっとでも改善したい場合にお勧めの方法です。
費用を抑えたい場合は、上下の前歯ではなく上だけ矯正するという方法もあります。上下の矯正治療を行うよりも、笑った時に見える上だけの前歯を矯正する方法で比較的安い費用に抑えられます。上下とも矯正するか上だけ矯正するかについても無料カウンセリングで相談してみてください。
領収書は捨てないで!知っておきたい医療費控除制度
インビザラインは基本的に健康保険は適用できませんが「医療費控除制度」を利用できます。
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- 01医療費控除制度を利用する条件
- 矯正治療で医療費控除を利用するための条件は「歯並びが機能的な問題を生じている」と診断された場合です。歯並びが悪いと咀嚼や発音に問題が生じることがあります。歯科医院で総診断された場合は、医療費控除制度の利用条件になります。多くの場合は保険が適用されませんので、医療費控除によって少しでも負担を減らすことをお勧めします。
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- 02医療費控除に含まれる費用
- 医療費控除により控除される金額の対象になるのは、主に以下の費用です。
・治療費(検査や診療にかかる費用、装置の調整料など含む)
・治療に必要な医薬品の費用
・通院に必要な公共交通機関を利用した際の交通費(マイカーのガソリン代は含まない)
通院に必要な交通費も含めることができますが、マイカーで通院する場合は対象外です。対象となるのは公共交通機関だけなので、電車で通院する場合は駅からのアクセスが良いクリニックを利用することをお勧めします。交通アクセスについてはクリニックのウェブサイトに掲載されていますので、あらかじめウェブサイトでアクセスを調べておくことをお勧めします。
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- 03必要書類は大切に保管する
- この制度を利用するためには、確定申告をしなければなりません。この時、添付資料として「診断書」「領収書」などを必要とします。要するに「医療費控除の条件を満たしている」ことと「対象となる金額がいくらであるか」を証明するための書類です。確定申告は年に一度、対象となる期間の翌年2月~3月に行います。それまで、必要書類は大切に保管してください。
なお、カウンセリングなど本格的な治療開始前の段階で医療費控除について担当医に相談することをお勧めします。対象になるかどうか、その場合は何を保管しなければならないのかについてアドバイスを受けられます。
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- 04分割する場合も制度の対象になる?
- インビザラインは高額な料金になることが多いです。そのため、費用を分割で支払える歯科医院が多いです。分割で支払う場合でも、医療費控除の対象になりますので安心してください。
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